Y2Kを再解釈したグレン・マーティンスのY/PROJECT

Y2Kを再解釈したグレン・マーティンスのY/PROJECT

Y/PROJECT Fall/Winter, 2022 Collection

 グレン・マーティンスはY/PROJECT(ワイ・プロジェクト)の2022年秋冬コレクションのために、ジャン=ポール・ゴルチエの1996年春夏コレクション「CYBERBABA」にインスピレーションを受けたといいます。 実際、今回のコレクションのために彼と一緒に協業プロジェクトを進行したりもしました。 錯視現象を起こすようなパターンが特徴だったY/PROJECTの新しいコレクションは、ジャンポール・ゴルチエ特有の雰囲気がY/PROJECTの特別なシルエットと調和し、彼が今シーズンを通じて見せようとしたY2Kルックに対する自分だけの解釈を十分に感じることができました。

 

 

また、グレン・マーティンスはジャン=ポール・ゴルチエとどのような共通点があるかという質問に対し、面白い要素を解きほぐす能力と答え、この事実について祝福であり喜び、そして光栄だと言及しました。 そして、この部分が今回のコレクションを通じて本当に見せようとしたものだと明かしました。

今回のショーはデジタルプラットフォームからランウェイショーに復帰するシーズンでもあり、パリ北部に位置するある巨大な倉庫を舞台に選び独特な雰囲気を漂わせました。 舞台にはモーツァルトのオペラ曲である魔術の笛にニューロマスターのEDMビートが混合され、この雰囲気を盛り上げたりもしました。

 

Y/PROJECT'S Y2K FASHION

 そしてデザイナーのオリヴィエ・ティスケンスとスタイリストのカミラ・ビドー・ワディントン、そしてポール・ウォーカーの娘でありモデルとしても活動しているメドウ・ウォーカーが、今回のショーのモデルとして舞台に上がって観客に楽しさを与え、今シーズンのアイデンティティといえる幾何学パターンとワイヤーを使った独特なシルエット、そして解きほぐしたストリングが目立ったカーゴパンツは、Y/PROJECTが今回のコレクションを通じて見せたい部分を存分に表現した姿でした。 現在、人気を集めているY2Kルックに対する自分だけの解釈を盛り込んだのです。

グレン・マーティンスはショー終了後に行われたインタビューで「現在、私が担当しているY/PROJECTとDIESEL(ディーゼル)、そしてジャン=ポール·ゴーティエとの協業のために本当に多くの時間を費やしました。 私ができるすべてを吐き出しました。 私が選択した人生でこのようなことが実現できることは、本当に大きな喜びであり祝福です。 感慨深いものです。」と話し、現在の自分の位置に対して満足感を示すと同時に、感謝のメッセージを伝えたりもしました。 自分だけのイメージを構築して独歩的な歩みを見せているグレン・マーティンスのY/PROJECTコレクションを、 是非d.codeで公開されるPRE-ORDERを通じて、ご覧ください。

 

Source:vogue runway

ブログに戻る