A DANCER'S REHEARSAL
リハーサルというテーマで繰り広げられたMM6メゾンマルジェラの2023年春・夏コレクションがミラノファッションウィークを通じて登場しました。 公演を控えたダンサーたちを思い浮かばせた今回のコレクションは、芸術に携わっている若者たちの物語を描いた作品であるアラン・パーカー監督のフェーム(Fame)と舞踊アカデミーで繰り広げられるスリラーを描いたルカ・グアダニーノ監督のサスペリア(Suspiria)が連想されたりもしました。
MM6のデザインを総括しているヘイキ・サロネンと彼のデザインチームは、このテーマを通じて厳しい練習による苦痛が自分の成長に繋がると信じるダンサーたちの心を込めようとし、ショーを繰り広げる舞台もミラノの慈善団体カリフロによって建てられた劇場で披露しました。 ショーの開始と同時に劇場の座席に配置されていたオーケストラは、イーゴリ・ストラヴィンスキーの春の祭典を演奏し、モデルたちはスポットライトを浴びながら魅力的なウォーキングを始めました。
MM6メゾンマルジェラの新しい春夏シーズンはダンサーたちが着用するリアタードの上に黒い革コートを羽織った最初のルックを皮切りに、ほぼすべてのルックにリアタードを着用させ統一した雰囲気でした 。 また、リアタードととても良い相性を見せてくれたアイテムは、明るい色のブルーでウォッシングされたデニムパンツとレーザーカッティングでデストロイドディテールを盛り込んだTシャツでした。 今シーズンのテーマの上にMM6だけが表現できる感覚を逃さなかったのです。
SECOND COLLABORATION WITH SALOMON
そして今回のコレクションを通じてサロモンとの2回目の協業プロジェクトを公開し、トレンドにも自分たちの影響力を如実に見せてくれました。 メゾンマルジェラのコンテンポラリーデザインを披露するMM6レーベルは、サロモンの他にもEASTPAK(イーストパック)やTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)と一緒にしたコレクションを披露し、現代の日常により自然に調和できるアイテムを披露しています。
今シーズンを通じて公開されたSalomon(サロモン)との新しいコレクションはランニングのために製作されたアドバンスド スキンベストで、春と夏にレイヤードとして活用できるようにし、スニーカーはMM6が最初から新しくデザインしたアッパーにSalomonの技術力で製作されたアウトソールを適用させ、メゾンマルジエラハウス特有の前衛的な雰囲気に接近性の高いMM6ならではのフィルタリングをたっぷり感じることができました。 MM6の新しいニュースとともに、ジョン・ガリアーノとは違う魅力を見せているヘイキ・サロネンのMM6メゾンマルジエラコレクションをd.codeを通じて直接体験してみてください。
Source:maison margiela wwd