巨大な大聖堂で繰り広げられたJIL SANDERの秋冬コレクション

 

LUKE & LUCIE'S JIL SANDER

 スケートボード文化を基盤とした米国のストリートブランドSupreme(シュプリーム)のデザインディレクターを歴任し、名の知れた後、自身のブランドOAMCを展開しているルーク・メイヤーとディオールの臨時ディレクターを務めたルーシー・メイヤーは、2017年JIL SANDER(ジルサンダー)ハウスのクリエイティブディレクターとして入社し、2018リゾートコレクションを皮切りに「高級感」というブランドイメージが定着していたJIL SANDERに柔らかな美学を重要視するミニマルデザインを導入し、一気に新しいイメージを重ねていきました。

 

 

「JIL SANDERコレクションを通じて私たちは柔らかくて優雅な流動性について語りたいです。柔らかくて優雅な流動性を表現するために、かさばる素材の入るところに軽い布地素材を使って置き換えました。 この作業は、幾重にもレイヤリングされた結果として現れます。私たちのJIL SANDERにレイヤーが存在することに大きな誇りを持っています。 深く見れば見るほどJIL SANDERの真の魅力を見つけることができるからです。 直接的に表現する必要はないと思っています。」

2人がJIL SANDERをディレクティングして最も重要だと思うことは、最大限きれいなシルエットを通じてシンプルなラインを見せることと、その中で暖かさを呼び起こすために様々な技術を注入させることです。 それによって、バロック美術を思わせる衣装やハンドバッグ、ユニークなフローラルパターンが誕生しているのです。 所々シルクで作り出したディテールとバウハウスグラフィックを幾何学的に表現する彼らは、以前とはまた違った魅力を発信しています。 JIL SANDERでは見られないような非常に意外なデザインを見せています。 このような部分がルーク・メイヤーとルーシー・メイヤーをより特別で魅力的にしてくれるのかもしれません。

 

JIL SANDER FALL/WINTER, 2022 COLLECTION

 偶然かも知れませんが、何人かのデザイナーは今シーズンを通じて地下鉄に対するコメントを残しました。 地下で会うことができ、感じることができる人間の多様性と心理、そして個人的な表現のためなのでしょうか。 ルーク・メイヤーとルーシー・メイヤーは直接地下鉄についてコメントはしませんでしたが、彼らも私たちの周りの見慣れた姿を思い浮かべようと努力したように感じられました。

ルーク・メイヤーは今回のコレクションについて、「この2年間、パンデミック事態によって経験した制限的な人生から抜け出したかったです。 私たち皆離れ離れの生活だったのでとても恋しかったです。 そのため、今回のコレクションを通じて彼らを興奮させる何かを提示しなければなりませんでした。 その結果、JIL SANDERが提案する官能的でバランスの取れた男性らしさを引き立たせるコレクションが誕生しました。」と明らかにしました。

パリに位置する巨大な大聖堂で繰り広げられたJIL SANDERの2022年秋冬コレクションは、より暖かい雰囲気を演出するのにうってつけの織物の饗宴であり、特にシャープなシルエットのブーツインをしたパンツとそれと完璧にマッチしたニットウェアとコートが私たちを虜にしました。 スタイリングにポイントになるユニークなニットアクセサリーも至る所で見ることができました。 是非、d.codeで公開されたPRE-ORDERを通じて、JIL SANDERの2022年秋冬コレクションを直接体験してみてください。